LOVE PIECE CLUB JOURNAL vol.1 〜クリトリスの発見とその解剖学〜 PUISSANTE from France
LOVE PIECE CLUB JOURNAL vol.1 〜クリトリスの発見とその解剖学〜 PUISSANTE from France
LOVE PIECE CLUB JOURNAL
これは、世界中の女ともだちから、あなたへ届くラブレター。
わたしたちLOVE PIECE CLUBは、女性が自分を大切にし、安心して性を楽しめる世界を願って、30年にわたりフェムケアやセックストイを届けてきました。
この連載では、世界中から出会ったブランドたちの魅力と、その奥にある“思想”や“感性”を少しずつ紐解いていきます。
からだのこと、性のこと、そして生き方のこと――まだ知らない誰かの思いが、きっとあなたの心にそっと触れるはず。
どんな想いでつくられたのか、どんな未来を願っているのか。プロダクトの背景に息づく、女性たちのリアルな声や哲学、そして、まだ知られていない私たち自身の”からだのこと”をご紹介していきます。
第一回はフランスのトイブランド「PUISSANTE」が送るクリトリスについてのお話。
クリトリスのオーガズムって、まだまだ謎が多いけど、実は女性の快感のカギを握る存在なんです。 今回は、この長い間タブー視されてきたクリトリスについての歴史や神話と効果的な刺激方法をお伝えします。 さあ、一緒に自分の快感を再発見しましょう!
クリトリスの歴史:見え隠れする快楽の器官
2017年、フランスの中学2年生向けの生物の教科書8冊のうち、クリトリスの構造を詳しく扱っていたのはたった1冊。
このエピソードは、女性の快感のためのオーガズムが、いかに歴史的に見過ごされてきたかを象徴しています。
古代では、クリトリスは子どもを作るために重要だと考えられ、一定の注目を浴びていましたが、時代が進むにつれてその存在は忘れ去られていきました。
ルネサンス期には解剖学の発展によって女性器への理解が深まり、1550年ごろ、イタリアの解剖学者マッテオ・レアルド・コロンボがクリトリスを「女性の快楽の中心」として初めて記述しました。彼の著書『De re anatomica』では、クリトリスの先端が固くなる性質から、男性器との比較も行われています。
しかし18〜19世紀になると、クリトリスの評判は一転。かつては女性のオーガズムに欠かせない器官とされていたのに、マスターベーションへの偏見と共に「罪深いもの」として扱われるようになったのです。
クリトリスによるオーガズムは「未熟」や「性的逸脱」の証とまでされてしまいました。なんてこと…。
1980年代後半、救世主とも言えるオーストラリアの泌尿器科医ヘレン・オコネルが登場。彼女はクリトリスの完全なX線画像を初めて撮影し、その重要性と複雑さを明らかにしました。
私たちの「女王」ヘレンは、クリトリスにはバルブ(球状組織)があり、全長約10センチもあることを明らかにしてくれたのです!
女性の敵、フロイト
クリトリスとオーガズムの話をするなら、「女性の冷感症(フリジディティ)」という概念に触れないわけにはいきません。
この概念を世に広めたのは、あのフロイト。彼は、女性がオーガズムに達しないのは心理的な問題だとし、それがまるで女性としての「価値」や「成熟度」の指標かのような風潮をつくり出しました。
確かに「無オーガズム症」という医学的な状態は存在しますが、それは評価の問題ではなく、治療の対象であるべきです。
フロイトの理論は「膣オーガズムこそが成熟した女性の証」と主張し、クリトリスによる快感は子どもっぽいもの=未熟の象徴とされてしまいました。
しかし現実には、5人に1人の女性しか、クリトリスへの刺激なしに膣内挿入だけでオーガズムに達することはできません。
女性の性は複雑で、とても個人的なもの。だからこそ、クリトリスにまつわる古くて不正確なタブーは捨てて、もっと自由に快感を楽しむ時です!
「クリトリスオーガズム vs 腟オーガズム」という神話
今でも多くの女性誌や一般的なイメージでは、「クリトリスオーガズム」と「腟オーガズム」が全く別物として語られます。
クリトリスオーガズムは、外側のクリトリスへの直接的な刺激によって引き起こされるものとされます。一方、腟オーガズムは腟の壁やGスポットの刺激によるものとされています。
しかし実は、Gスポットの正体も含めて、腟オーガズムのメカニズムは非常に複雑で議論の余地があります。私たちは「Gゾーン(Gエリア)」と呼ぶ方が自然だと考えています。そこは腟の壁、尿道、スキーン腺、クリトリスの内部、子宮口などが集まる場所です。
ネタバレすると、どちらのオーガズムも実は「クリトリスの刺激」が関係しているのです。外側からか、腟経由で間接的なのかの違いだけ。
快感の感じ方は人それぞれ。肩にそっと触れられるだけでも天にも昇るような気持ちになる人もいます。だからこそ、自分の感じ方を探っていくことが大切。
どうやってクリトリスを刺激する?
まず知っておきたいのは、クリトリスは見える部分だけじゃなく、その奥にまで広がっているということ。
まずは表面の先端を軽く撫でるような刺激から始めてみましょう。円を描く、軽くタップする、指でなぞる…さまざまな方法を試してみて。
そして、挿入が好きで痛みがなければ、内部のクリトリスの刺激も試してみて。Gゾーンは、腟の入り口から約5〜8cm奥、恥骨の下にあります。指を1〜2本入れて、おへその方向へ少し曲げてみて。ちょっとザラっとした感じの場所が見つかるかも。
焦らず、自分の身体がどんな刺激に反応するかをじっくり探ってみましょう。
少しずつクリトリスを刺激するステップ
🔹 自分が感じる場所から始めよう
胸や下腹部、恥骨など、身体の他の性感帯から触れていくのも◎
リラックスした空間で、徐々に身体を目覚めさせていきましょう。
🔹 想像力をフル活用
快感をつかさどる「本当の性器」は、脳!
エロティックな画像、音声、記憶…なんでもOK。
自分の「興奮スイッチ」を探してみて!
バイブを使うなら?振動 or エアパルス?
🔸振動バイブ:Toupieのような小型タイプが◎
繰り返しの刺激で、すぐに熱くなれます!
🔸エアパルス:Cocoシリーズがおすすめ!
触れずに刺激できるから敏感な人にもぴったり。Mini Cocoは持ち運びに便利で初心者にも◎🌬️
パートナーとのプレイには「舌」も活用!
舌によるオーラル刺激はとっても効果的。
クリトリスの上の「フード」を優しくめくり、舌先でなぞる、口全体で包むなど、いろんなテクニックが楽しめます。
大切なのは、自分の好みをちゃんと伝えること。
クリトリスを刺激しやすい体位は?
✨69(シックスティナイン)
口と指、両方の愛撫ができる最強スタイル!
✨ミッション(正常位)
脚を閉じて行うと、クリトリスへの圧力がアップして快感もUP!
✨伏せドッグスタイル
うつ伏せ+後ろからで、脚を閉じた状態だとクリトリスにもばっちり刺激が入ります。
✨シザーズ(はさみ)
特に女性同士に人気。脚を交差させて摩擦で刺激!
✨ベリーダンサー
上に乗るパートナーが、腰の動きでクリトリスへの圧をコントロールできる体位。視線も交わせて◎
最後に…
このガイドが、あなたのクリトリスライフの冒険をさらに楽しくしてくれることを願っています。
自分に合った刺激を見つけて、快感の引き出しを増やしていきましょう。
自分のヴァルヴァに愛を注ぐことは、自分自身への愛=セルフラブ。そしてそれは、心にも体にも良いことなのです!
もっとセルフプレジャーについて知りたい方は、次の記事もチェックしてね!
次回のLOVE PIECE CLUB JOURNALは、セルフプレジャーにおすすめの体位ガイド をお届けします。お楽しみに!
📗元記事 https://puissante.co/blogs/blog/orgasme-clitoridien