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No Vibe,No Life~ノーバイブ、ノーライフ~(#1)

No Vibe,No Life~ノーバイブ、ノーライフ~(#1)

「恐る恐るページを開いたあの日、わたしの人生は変わったのかもしれません」


こんにちは、ラブピースクラブスタッフのAです。
ラブピースクラブに関わりはじめてから約3年弱、普段は御覧いただいている商品紹介文や、お読みいただいているブログの作成やSNSの動画を作ったり、オンラインショップに関わるお仕事をしています。
みなさまがご購入の際にお読みいただいている商品ページも、もしかしたら私が書いているかもしれません。

いろいろな商品について書いていますが、特にプレジャートイについて書くのがとっっても楽しい!

新しいトイに出会ったときのわくわく感や、「この子はここがいいところなんです!」をみなさまにお伝えできるような内容になっていたらなと意識しながらお届けしています。(みなさまに届いてると嬉しいです……!)


今回は、そんなスタッフAの

ラブピースクラブとの出会いは?

人生の中で一体なにがあったらバイブと出会うのか?

バイブと出会ったことで人生がどんな風に変わったのか?


ラブピースクラブのスタッフになる前から現在に至るまでの、「バイブとわたし」についてお話したいと思います。

いまやバイブの話となるとめちゃくちゃ喋りまくり、あるバイブのここが良い!を熱弁していたら「そのバイブそんなに好きなのAさんだけだよ……?」と若干引かれたスタッフAが、どのようにして生まれたのか……。
「こんな人間もいるんだなあ」とお暇な時間の読み物になりましたら幸いです!


まずは第一回、バイブとの出会いにたどり着けるのか……!!


●目次

・「大人のおもちゃ」ってこれしかないと思っていたあの頃

・変なメールか詐欺に引っかかるのではと震えていた夜

・初めての出会いが良いものばかりでもない


●「大人のおもちゃ」ってこれしかないと思っていたあの頃

わたしが人生で初めて出会ったバイブは、所謂「電マ」でした。

ラブピースクラブでは色んなデザインのおしゃれな電マがありますが、わたしの"初対面電マ"は本当に古典的な、直接コンセントを挿して振動する、ヘッド部分がグレーのこけし型のもの。

いま思い返すと、本当に雑なバイブレーションを体験していたなと思うのですが、当時は所謂「大人のおもちゃ」になるものは振動が強くて、ちょっと痛くて、長く当てていられない、そういうものだと思っていました。


それに、当時は「大人のおもちゃ」というのはこういうもの以外、ほかにないのだとも思いこんでいました。

だって、某激安の殿堂ののれんの向こうには、わたしの知っている電マを小さくしたものか、男の人が楽しむものばかりでしたから。

※正確にはバイブの区別がついていなくて、ほかのバイブに気づけなかったのでは……。


セルフプレジャーには親しんでいたわけですが、"おもちゃ"を使うという発想もありませんでした。

そしてそれ以外で性を楽しむことは、誰かがいて、それを受け入れることだと思っていました。

なんて不自由な世界だったのでしょう、いま思い返すとそう感じます。


●変なメールか詐欺に引っかかるのではと震えていた夜

私が「プレジャートイ」に出会うのは、同時にラブピースクラブとの出会いでもあります。

当時、ジェンダー問題であったり男女の性の不公平さについて深く考えていた時期、漠然と「女性の性について考えているのに大人のおもちゃを(※電マ以外)使ったことがないのはよくないのではないか」という謎の強迫観念のようなものを感じていました。

本当に謎なんですが、「知らなくてはならない」という使命感があったんですよね。不思議。


ということで実行せねば!となった私ですが、もちろん実店舗に買いに行く勇気はなく……ではネット通販だ!ということでネット検索をしたわけですが。

当時はネットで「アダルト」と検索するのも、何か余計な情報を取られて変なメールや電話がくるのでは……!?と怯えており、恐る恐る「女性 おもちゃ」か「女性 アダルトグッズ」か何かで検索しました。

すると色々なサイトが出てくるわけで、上から一つずつ(これも恐る恐る)開いては、商品を探すよりも前に配送方法や個人情報管理などのページを隅々まで確認しました。だって、怖かったんです!


そして、上から5つ目くらいに出てきたのが「ラブピースクラブ」でした。

男性用グッズや萌えキャラが描かれた謎の商品が多かったそれまでのサイトとは違い、とても綺麗なページだなと思ったのが第一印象。

そこから、それまでと同様にサイトポリシーやら配送方法やら何から何まで確認しました。(本当に隅々まで!)

その中で「女性だけで運営しています」「受注から発送まで女性だけで行っています」という言葉を何度も目にし、注文者に寄り添った梱包や発送方法を取っていることを確認したことで、それまで緊張していた心が少しずつほどけていったことを覚えています。

「ここなら、ほかのサイトよりも安心して安全に購入できる気がする!」そう思って、やっと商品探しを始めました。


※サイトデザインは変わりましたが、このあたりを熟読しました。

きっと、読者のみなさまの中にもラブピースクラブのそんなところを信頼してくださっている方も多いと思います。

わたしもその一人でした。


●初めての出会いが良いものばかりでもない

「ノーバイブ、ノーライフ」と銘打っているにも関わらず、わたしの真の意味での初めてのプレジャートイは「ディルド」でした。

いまとなっては何故かわからないのですが、トイ初心者は「ディルドを買わねばならぬ」と思っていたんですよね。

私だけじゃないと思うんですけど、“プレジャートイ=入れるもの”って思ってた人、いませんか?

たぶん、快感を得ることに「挿入する」という行為が必要だと考えていたのだと思います。

電マを使ったことはあったのに、いざ"自分のためだけに使う"となると何故か頭の中からなくなっていました。
恐らく、初対面電マは「わたしのため」ではなく、「相手が楽しむためのもの」と思っていたのかもしれません。


そして初めて選んだのが、いまでもラブピースクラブで取り扱っている「OLIKA」でした。

※薄っすらとした記憶ですが、プレジャートイランキングの上位にいたんですよね。単純です。


ドキドキしながら注文完了ページを見て、安心したような、まだまだ不安なような不思議な気持ちでした。

なんだか悪いことをしているような、でもとても達成感があるような。


ただこのサイトは信用してもよさそうだと思った記憶はあります。綺麗なサイトで、変にいやらしい説明があるわけでもなく、商品の見た目もきれいなものたちばかりで、嫌な気持ちになるところがありませんでした。

だからこそ、いまだに私はラブピースクラブの強みは「女性を貶めるような商品がなく、女性だけで運営していること」とその安心感だと考えています。


さて、OLIKAはどうだったかというと、正直よかったのか記憶がありません。

というのも、決してOLIKAが悪いというわけではなく、特別わたしが「挿入して快感を得られる」タイプではなかったから。

なんせそのときの私はまだ、クリトリスが実はどんな形をしていて、中で感じることがどんなことか、さっぱり知らなかったのです……!!

だから、「挿入して感じられない」と思っている方もいらっしゃるかと思いますが、気にする必要はありません。

というか、女性の体についていろいろと学んだいまでも、中だけでオーガズムを感じたりできません、わたしも。

クリトリスが気持ち良いと思うことは知っていたのに、まだまだ「自分のためのプレジャー」のことをわかっていなかったんでしょうね。
「女性はこうでなくてはならない」そんな見えない呪縛のようなものにまだとらわれていたのかもしれません。

「じゃあ買い物に失敗したのか?」と言われると、不思議とそんな気はしていません。
逆に達成感というか「ついに私もこの世界の仲間入り……!」みたいな気持ちがありました。
別にラブピースクラブもプレジャートイも開かれた世界なわけで、何の世界に入ったんだ?という感じですが、とにかく私にとっては成功体験でした。
いまだにOLIKAも大切な思い出深いディルドです。

……「まだバイブに出会ってない!!」といったところですが、第一回はおしまいにしましょう。

次回、「これが伝説のウーマナイザー———!」、お楽しみに!