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【ウーマナイザー特集】女性に愛され続けるウーマナイザーの歴史

【ウーマナイザー特集】女性に愛され続けるウーマナイザーの歴史

今や世界中の女性たちに愛されているウーマナイザー。それは今から11年前、ドイツの発明家の手によって生まれました。

工学部出身の発明家ミヒャエル・レンケ氏、2014年当時60代です。医療関係の機械をつくってきたレンケ氏がたまたま目にした記事「女性の半数はセックスでオーガズムに達しない」という内容に衝撃を受けたことから、「女性が気持ちいいと感じられる刺激とは、どんなものなのか」を徹底的に追求することにしたのです。


男性は腟の中にペニスを入れると女性が感じると思っている。激しく腰を動かせば気持ちよくなると思っている。でも女性は腟ではなく、クリトリスへの優しい刺激から徐々に興奮を高めていき、そのことでオーガズムを感じます。男性の思い込みと女性のリアルのギャップをどうしたら埋められるのか。

レンケ氏は同世代の妻と話し合いながら、ふと自宅のリビングにあったアクアリウムに目がとまったといいます。そこにあったのは水槽のポンプでした。もしかしたらこれは使えるのではないか!? そう考えたレンケ氏は自宅にあった古いアクアリウムポンプとプラスチックのチューブを使い、空気圧刺激のプロトタイプをつくったそうです。それが、ウーマナイザー誕生のきっかけになりました。

ウーマナイザーは、ドイツのバイエルン州のある夫婦のリビングで、二人の会話から生まれたのです。




小さな突起物であるクリトリスには8,000本もの神経が通っているといわれています。その繊細なクリトリスに直接触れずに“空気”で刺激する。これまで誰もそのアイデアを思いつかなかったなんて、今にして思えば不思議です。そのくらい、この発想は画期的でした。それでも、これが世界中の女性のプレジャーのあり方を変えるような出来事になるとは、たぶん当時のレンケ夫妻は考えもしなかったのではないでしょうか。


ラブピースクラブは2014年にウーマナイザーに出会いました。ドイツで行われたセックストイのショーにウーマナイザーが出ていたのです。
小さなブースで発表されたウーマナイザー(W100)はこんな形をしていました。世界初の空気で刺激を与えるバイブ「ウーマナイザー」1号です。




美顔器のようなふしぎな形、そしてすごくどぎついデザイン(ヒョウ柄だったり、ピンクのクロコダイル調だったり・・・)、しかも電源を入れると掃除機みたいに大きな音がする! なにこのバイブ? 変! という印象しかなかったのですが・・・使ってみて本当に驚きました。クリトリスを吸われるような、クリトリスにやさしく息を吹きかけられるような・・・今まで感じたことのない刺激に衝撃を受けたのです。

きっとそんな風に感じた女性は多かったのではないでしょうか。今までになかった感覚、オーガズムというものをしっかりと確信するような体験、それは「クリトリスに直接感じる強いバイブレーション」ではなく、「クリトリスへの優しい空気圧」だった! という新しいプレジャーの地平線が見えたのです。


翌年には、デザインがちょっと素敵になったW500シリーズが登場です。



今のウーマナイザーと比べると、表面がプラスチックで無機質な感じです。
当初はデザインや触り心地よりも、まず吸引の技術を優先させていたのかもしれません。
それでもこの頃から、ヨーロッパをはじめとした世界中の女性たちが一気にウーマナイザーを使いはじめました。
日本でもアダルトグッズショップなどで少しずつ名前が出てくるようになったのは、2015年の冬あたりからでしょうか。


ただ、この時のウーマナイザーといえば・・・ものすごくうるさかったのです。うるさすぎました。空気をぼこぼこ吸うような音がわずらわしく、機械そのものの音でした。吸引トイは気持ちいいけど、音がねぇ・・・というのが、当時ウーマナイザーを使った女性たちの感想にはよくありました。


それでもぼちぼちと、ウーマナイザーはプレジャー界の景色を変えていきます。
当時、日本で一番売れていたバイブといえば「電マ」でした。激しくピストンする挿入型のバイブレーターも人気でした。どちらも強さや激しさを競うトイです。おそらくそれは、男性目線でつくられたAVに影響されてのことだったかもしれません。女性の本音が聞かれないところでつくられたトイを、女性たちは、「これは痛い」と思いながらどこかで我慢して使っていたのかもしれません。

さて、「ウーマナイザーがヨーロッパですごく人気が出てる!」と私たちが本格的に実感したのは、2016年のPro40シリーズです。一番最初のウーマナイザーと比べたら、かなり洗練されてきましたね!




この頃からウーマナイザーのコピーが出回るようになりました。コピーが出るようになって初めてその商品は認知された! ・・・と喜んでいる場合ではありませんが、本当に多くのコピー商品が出回るようになりました。もちろんレンケ氏は、プレジャーグッズ業界ではほぼ不可能とされていた技術特許を取得していました。そもそもアクアリウムポンプに着想を得ながら、独自の複雑な技術で空気圧を生み出しているため、本当のコピー商品がつくられることはほぼ不可能なので、ウーマナイザーが完全に技術までコピーされたことはありません。「考え方」がどんどん広まっていったのです。

ウーマナイザーの吸引技術は、未だに他のブランドのものとは全く違うのがわかります。クリトリス吸引口が深く、吸引の強さをかなり幅広く調節でき、吸引のリズムにも、どのブランドも真似できない独自性があるのです。


女性たちのプレジャーの世界をすっかり変えたウーマナイザーは、その後も次々に進化していきました。何より、ものすごく静かになり、タッチセンサー(クリトリスに当てた時だけ起動するシステム)搭載になったり、表面がプラスチックではなく触り心地の良いシリコンになったり・・・。その開発の中心にいるのは常に女性です。


世界中の女性たちのプレジャーを変えてきたウーマナイザーですが、日本でウーマナイザーが一躍有名になったのは、ある女性芸能人のスキャンダルがきっかけでした。彼女と夫のトラブルが週刊誌に報じられたとき、夫が「彼女のバッグにウーマナイザーが入っていた」と語ったとされ、それが大きく報じられたのです。




はっきり言って、「だから何!?」です。女性がトイを持っていたらといって、だからなに? それでも、人気芸能人がトイを使っている、というだけではなく、商品名まで出て報じられたことは本当に驚きでした。
そこから一気に「ウーマナイザー」という言葉が、一人歩きするように日本中に広まっていきました。有名人のスキャンダルとしてバイブの商品名が語られるなんて、かつてない事件です。それもこれもやはり、「ウーマナイザー」が普通のバイブではない! ということの意味が大きかったのかもしれません。とはいえ、これは私たちも予想していなかったことですが、そのスキャンダルをきっかけにむしろ多くの女性が、バイブを持っていたことで誹謗中傷を受けたそのタレントに同情しました。そしてそれは彼女が持っていた「ウーマナイザー」に関心を持つきっかけにもなったのです。
今でも私たちは、ウーマナイザーをこの国の女性にポジティブに広めてくれたのは彼女だと思っています。




その後、ウーマナイザーは本当に多くの女性たちの手に渡るようになりました。今思えば、2018年にウーマナイザーを持っていたその女性は「早すぎた」のでしょう。その後、リリー・アレンや渡辺直美さんのオリジナルカラーのウーマナイザーが発売されたり、ゆりやんレトリィバァさんが「人生に欠かせない10のアイテム」としてウーマナイザーを動画で紹介してくれたり・・・ウーマナイザーは本当の意味で女性たちのもの! になっていきました。



Katy Perryも2024年の新曲のなかでウーマナイザーを手にしたり!


今は多くのトイメーカーが吸引トイを開発する時代になりました。それでも未だにウーマナイザーは、唯一無二の吸引トイです。その吸引の考え方、吸引の深さや、エロティックななめらかさ、そして何より「オーガズム100%」をうたえる技術力はウーマナイザーならではなのです。
吸引の違いを実際に体験することは難しいかもしれませんが、ただ痛いだけの吸引、何も起きない吸引、なんだか気持ちわるい吸引、乱暴な吸引・・・という雑な吸引のトイをみると、女性のクリトリスをこれ以上ないほど丁寧に優しく考えた最初の志を忘れないウーマナイザーの実力は本物です。だからこそ、世界130カ国の女性たちに受け入れられるまでのバイブになったのでしょう。今、世界で最も女性たちが使っているプレジャーグッズ、それがウーマナイザーなのです。


ラブピースクラブでは最新のウーマナイザーを全て取り扱っています。
ラブピースクラブはウーマナイザーの正規代理店です。

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